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タクシーで犬の抱っこ乗車はNG!対処法や守るべきマナーを解説

「小型犬は抱っこでタクシーへ乗せても大丈夫?」
「大型犬とタクシーに乗りたいときはどうすればよい?」
このような悩みを抱える愛犬家の方は多いのではないでしょうか?

この記事では、愛犬をタクシーに抱っこで乗せられるのかを解説します。
犬を正しくタクシーに乗せる方法が、この記事を読めばわかるでしょう。
マナーを守りながら犬と一緒に安全に目的地へ行きたい方は、ぜひご覧ください。

タクシーで犬の抱っこ乗車はNG!対処法や守るべきマナーを解説

タクシーに犬を抱っこで乗せるのはNG!3つの理由を紹介

タクシーに抱っこで犬を乗せるのは、実はマナーに反する行為です。
理由は以下の3つです。

1. 毛落ちや汚れが発生しやすい
2. 吠える・暴れるなど運転の妨げになる可能性が高い
3. 慣れない環境で愛犬にストレスがかかる

それぞれについて解説します。

1.毛落ちや汚れが発生しやすい

犬は人間と違い、多くの毛が全身に生えた動物です。
そのため、犬をそのままタクシーに乗せると、毛や汚れが座席に付く可能性があります。

あとから乗車する方が犬の毛でアレルギーを起こしたり、汚れに対し不快な思いをしたりする可能性があります。
そのため、タクシーへ犬を抱っこした状態での乗車は控えましょう。

2.吠える・暴れるなど運転の妨げになる可能性が高い

普段抱っこに慣れた犬でも、想定しないタクシー内であれば不安を覚えるでしょう。
安定しない抱っこに不安を感じた犬が吠える・暴れるなどの予期しない行為に出ると、運転手の方に迷惑をかけてしまいます。

ドライバーの運転が妨げられ事故の可能性が上がってしまうため、タクシーに犬を抱っこで乗車させるのは避けましょう。

3.慣れない環境で愛犬にストレスがかかる

車での移動に慣れている犬でも、知らない方の運転や見慣れない車での移動にはストレスを感じます。
犬をそのまま抱っこでタクシー乗車させると、慣れない環境におびえストレスがかかってしまうでしょう。

愛犬の精神衛生面からみても、タクシーへの抱っこ乗車はおすすめできません。
タクシー犬を乗せる際には、安全な場所と認識させたキャリーへ入れ、ストレスがかからないようにしてあげましょう。

犬をタクシーに乗せる際に守るべき3つの乗車マナー

愛犬を抱っこしてタクシーに乗車するのはNGです。
タクシーに犬を乗せるときには、以下3つのマナーを守りましょう。

1. キャリーか抱っこバッグに犬を入れる
2. 乗車前にはトイレを済ませる
3. 吠えたり暴れたりしないようしつけておく

以下では、各マナーを詳しく解説します。

1.キャリーか抱っこバッグに犬を入れる

愛犬をタクシー乗車させるときには、必ずキャリーか抱っこバックを用意しましょう。
乗車時はバック内に愛犬を入れてドアは開かない状態にし、膝か座席下に乗せてください。

止むを得ず座席に犬が入っているキャリーを置く際には、タオルを敷き汚れや毛が付くのを防止しましょう。

2.乗車前にトイレを済ませる

犬が車内を汚すと、一般的には追加の清掃費用がかかります。
犬を乗車させる際には事前にトイレを済ませ、マーキング癖のある子にはマナーベルトを装着させてください。

犬の中には、車に酔って体調を崩し吐いてしまう子もいます。
車酔いが心配な子には、事前にペット用の酔い止めを飲ませておくと安心してタクシー移動ができるでしょう。

3.吠えたり暴れたりしないようしつけておく

タクシーに乗車させられる犬は、原則としてしつけをされている子のみです。
犬をタクシー乗車させる予定がある場合は、必ず吠える・暴れるなどの問題行動を起こさないようしつけを行ってください。

どこでも吠えたり暴れたりする子は、運転を妨げ事故の確率を上げてしまいます。
しつけが十分でない子や閉所に不安があり吠える子は、自家用車かペット用タクシーで移動するのがよいでしょう。

基本的に一般タクシーに乗車できる犬は小型犬のみ

タクシーの大きさを考えると、キャリーで乗車をさせられるのは小型犬のみです。
中型犬・大型犬はタクシーの座席部分に乗車させるのは困難なため、トランク乗車になる可能性が高いでしょう。

しかし、盲導犬・聴導犬・介助犬などの補助犬は、どのような犬種であってもタクシーに同行乗車できます。
視力や聴覚に不安があり介助犬と共に行動する方は、安心してタクシーをご利用ください。

中型犬・大型犬でもペットタクシーは乗車可能!利用する3つのメリット

中型犬・大型犬も気軽に乗車できるペット専用のタクシーのメリットは、以下の3つです。

1. 粗相の処理・清掃に追加料金がかからない
2. ペットの乗車専用スペースがある
3. 24時間対応しており緊急時にも対応できる

以下では、各メリットを詳しく解説します。

粗相の処理・清掃に追加料金がかからない

ペット専用に作られているペットタクシーの費用には、清掃代も含まれています。
もし乗り物酔いやマーキング癖のある犬が粗相をしても、高い清掃代はかからないため安心して利用できるでしょう。

ペットの乗車専用スペースがある

ペットタクシーには犬専用乗車スペースが設けられており、キャリーなしで搭乗できるでしょう。
広々とした専用スペースがあるペットタクシーなら、中型・大型の犬もくつろぎながら乗車できます。

キャリーが苦手、閉所恐怖症があるなどの問題を抱えている犬も、ペットタクシーなら問題なく乗車できて安心です。

24時間営業しており緊急時にも対応できる

愛犬が夜中に体調を崩した場合、タクシーで移動するのは難しいでしょう。
しかしペット専用タクシーの中には、24時間対応の会社もあります。
愛犬の急病時にも利用できるため、持病持ちの犬を飼っている方に適した移動手段といえるでしょう。

まとめ

犬を抱っこした状態でタクシーに乗るのは、マナー違反です。
毛が落ちたり吠えたりするため、運転手の方に迷惑をかけてしまうでしょう。
犬をタクシーに乗せたい方は、必ずキャリーや抱っこバックを利用してください。

キャリーを使用すれば座席への毛・汚れの付着を避けられ、犬のストレスも回避できます。
キャリーを使用しても乗車が困難な犬や中型犬・大型犬は、ペット専用タクシーの利用をご検討ください。

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